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確定申告の流れ

副業せどりの確定申告の流れは3つの申告方法を整理するとよくわかる



副業のせどりの確定申告、
いまいちピンとこないので、大まかな流れを知りたい。
雑所得なのか?事業所得なのか?青色申告なのか?そのへんがよくわからない。

そんな方のために、税理士事務所で税務に通算18年従事した私が、図解を交えてわかりやすく簡潔に解説します。

 

この記事の内容

雑所得と事業所得、青色申告の関係性をわかりやすく図解し、確定申告の具体的な流れを解説します。

この記事を読むメリット

複雑な確定申告をせどりに絞って、初心者にもわかるように図解で簡潔にまとめているので、ごちゃごちゃした確定申告の知識がスッキリ整理できます。

副業のせどりの確定申告がわかりにくいのは、「雑所得・事業所得・青色申告・白色申告」といった用語の位置づけが整理できてないからで、結論から言うと、、、

副業のせどりは原則「雑所得」
事業的規模であれば事業所得とすることもある。
事業所得は、税務署長に申請して承認されること青色申告を適用できる。

ということになります。
事業所得で青色申告していないものを、すべて白色申告といいます。

副業のせどりで確定申告が必要な人

確定申告の流れを見る前にまず、どんな人が確定申告が必要か確認しましょう。

どんな人が確定申告するの?

副業のせどりで確定申告が必要な人は、せどりの所得が年間20万円を超える人です。
所得というのは簡単に言うと「儲け」のことで、売上から経費を引いた残りが年間20万円超ということになります。

国税庁 確定申告の手引き

所得(=儲け)が20万円超なので、赤字だと確定申告は不要です。
ただし、専業で個人事業主としてせどりをする場合、で赤字なのに確定申告する必要があります。くわしくはコチラの記事をご覧ください。

せどりで赤字のときは確定申告不要?せどりの赤字をあえて申告する理由

  ✔せどりで赤字のときは確定申告しなくていいの? ✔赤字でも確定申告するのはなんで? など、確定申告は、どんなときにすべきか?しなくていいのか? わかりにくいで ...

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いつするの?

確定申告は、1月1日から12月31日までの所得を翌年の2月16日から3月15日までの「申告期間」に確定申告書を提出し、納税額があれば、この期間内で納付します。

確定申告の方法

さて、ここから確定申告の流れを見ていきますが、

確定申告では、所得の種類によって計算方法が変わります。最初に10種類の所得のうち、どの所得になるか判別します。

副業でせどりをする場合は、基本的に「雑所得」になります。

原則的には副業でせどりをする場合、「雑所得」になりますが、事業的規模であれば、事業所得とすることもあります。(開業届の提出が必要)

事業所得は、税務署長に申請して承認されることで青色申告を選択できます。

 

副業のせどりを「事業所得」として申告するのは、実情を見て判断すべきで、税理士でも迷うところです。
判断の基準など詳しいことは下の記事でどうぞ
>>副業のせどりで青色は可能?メリット・デメリットは?

 

ここでは、副業せどりの確定申告の方法として、

副業せどりの確定申告の方法

  • 雑所得で申告する方法
  • 事業所得(白色申告)で申告する方法
  • 事業所得(青色申告)で申告する方法

に分けて、解説していきます。

雑所得で申告する方法

step
1
せどりの収支計算

雑所得で申告するときは、帳簿をつける義務はありません。
なので、売上、仕入れ、経費などを1年間合計で集計します。

➊集計
せどりの年間の売上、仕入、経費を集計する。

➋棚卸し
年末に売れ残った商品在庫を数える。

➌所得を計算する
所得の計算は、下のとおりで、注意点は売れ残った在庫商品は、売上から差し引く経費に入れません

売上ー経費=所得

step
2
所得税の計算、確定申告書の記入

➊せどりの所得と本業の給与の所得を合算
せどりの所得と源泉徴収票に記入された給与所得を合算します。

➋所得税を計算
合算した所得から所得控除などを引いて所得税を計算。

これらを確定申告書に記載しながら、算出します。

税務署に提出するのは確定申告書だけで、せどりの収支計算をした書類は提出不要です。

雑所得で申告するときの詳しい内容は下記で。

事業所得(白色申告)で申告する方法

事業所得(白色申告)で申告する場合は、簡易な帳簿をつけたうえで、「収支内訳書」という簡易な決算書を確定申告書に添付することになります。

step
1
簡易な帳簿の作成

事業所得(白色申告)で申告するときは、簡易な帳簿をつける必要があります。

資料を収集する
通帳、請求書、領収書などの売上や仕入れ、経費の元となる書類を収集します。

記帳する
売上、仕入れ、経費の科目ごとに日付、相手先、金額を記入した帳簿を作成します。
簡易な帳簿なので、市販のノートやエクセルなどで作成してかまいません。会計ソフト等でやる必要はないです。

step
2
収支内訳書の作成

収支内訳書は、かんたんな決算書です。簡易な帳簿に記入した科目の集合体と解釈してください。

➊棚卸しをする
収支内訳書作成前のタイミングで、年末に売れ残った商品在庫を数え、棚卸をします。科目ごとの合計額を収支内訳書に転記する。

➋収支内訳書に転記する
簡易な帳簿から科目ごとの合計額を収支内訳書に転記し、棚卸しの金額も収支内訳書に転記します。

step
2
所得税の計算、確定申告書の記入

➊収支内訳書から金額を転記
収支内訳書の金額の収入と所得を確定申告書に転記します。

➋せどりの所得と本業の給与の所得を合算
せどりの所得と源泉徴収票に記入された給与所得を合算します。

➌所得税を計算
合算した所得から所得控除などを引いて所得税を計算。

これらを確定申告書に記載しながら、算出します。

税務署には確定申告書と併せて、収支内訳書も提出します。

 

事業所得(青色申告)で申告する方法

事業所得(青色申告)で申告する場合は、複式簿記による帳簿をつけたうえで、「青色申告決算書」という決算書を確定申告書に添付することになります。

step
1
複式簿記による帳簿の作成

事業所得(青色申告)で申告するときは、複式簿記による帳簿をつける必要があります。

複式簿記とは‥取引を複数の科目で記載する方法で下記のような取引すべてを仕訳に表して処理します。

資料を収集する
通帳、請求書、領収書などの売上や仕入れ、経費の元となる書類を収集します。

記帳する
売上、仕入れ、経費の科目ごとに日付、相手先、金額を記入した帳簿を作成します。
複式簿記による帳簿なので、簿記の知識が必要です。一般的には会計ソフトを用います。

step
2
青色申告決算書の作成

青色申告決算書は所得税の個人事業用の決算書です。帳簿に記入した科目の集合体と解釈してください。

➊棚卸しをする
青色申告決算書作成前のタイミングで、年末に売れ残った商品在庫を数え、棚卸をします。科目ごとの合計額を青色申告決算書に転記する。

➋青色申告決算書に転記する
複式簿記による帳簿から科目ごとの合計額を青色申告決算書に転記し、棚卸しの金額も青色申告決算書に転記します。

step
2
所得税の計算、確定申告書の記入

➊青色申告決算書から金額を転記
青色申告決算書の金額の収入と所得を確定申告書に転記します。

➋せどりの所得と本業の給与の所得を合算
せどりの所得と源泉徴収票に記入された給与所得を合算します。

➌所得税を計算
合算した所得から所得控除などを引いて所得税を計算。

これらを確定申告書に記載しながら、算出します。

税務署には確定申告書と併せて、青色申告決算書も提出します。

確定申告書の提出方法

作成した確定申告書(事業所得で申告するときの「青色申告決算書」、「収支内訳書」含む)は税務署に提出することになりますが、その方法は、「書面による提出」「電子申告」と2種類あります。

書面による提出

電子申告

まとめ

副業のせどりの確定申告の流れとして、3パターンで解説しましたが、これは自由に選択するわけではなく、

あくまで、

副業のせどりは原則「雑所得」
事業的規模であれば事業所得とすることもある。
事業所得は、税務署長に申請して承認されることで青色申告を適用できる。

となりますので、ご注意ください。

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