会計事務所の選び方

会計事務所の選び方、95%以上の人が知らない2つの基準とは?

会計事務所選びを給与や待遇で選んで、
✔ 後になって仕事のやりがいを感じなくなった、
✔ 身に着けたいスキルが違って転職しようにも年齢的に無理になった、
という話をこれまで、たくさん聞いてきました。

そこで、

会計事務所で通算18年勤務して、5回の転職で5人の税理士の下、右腕として採用面接なども担当した私の視点で、会計事務所選びの基準を解説します。

この記事では、

この記事の内容

  • 会計事務所の選び方の基準
  • 規模によるメリット・デメリット
  • 目指す分野の種類
  • ブラックな会計事務所の見分け方

といった内容を業界経験者の視点で解説しています。

未経験からの会計事務所転職、どんな会計事務所を選べばいいか?あなたの転職活動にお役立てください。

結論から言うと、95%以上の人が知らないの2つの基準とは?

  • 税理士として目指す分野
  • 独立か勤務かのビジョン

この二つを決めてから、会計事務所を選ぶことが成功の秘訣です。

会計事務所の選び方の2つの基準

漠然と会計事務所選びをすると、身に付くスキルが違ってきて、あとから後悔することもありますよ。後悔しないためには、「会計事務所選びに基準を設ける」これがおススメ。

基準は、

✅税理士として目指す分野

✅独立か勤務かのビジョン

で考えるとうまくいきます。

税理士として目指す分野

目指す分野というのは、税理士としてどの業務をやっていくか?
ということで、ざっくり例を挙げると、

・一般税務
・相続税特化型の業務
・コンサルティング業務

にわけて考えます。くわしくは後述します。

独立か勤務かのビジョン

✔ 税理士として、独立するか?
✔ 勤務税理士でやっていくか?

によっても会計事務所選びは違ってきます。

独立するなら、
一度は個人事務所規模を経験するのはおススメです。

個人事務所だとあらゆる業務を経験するので独立後に困らないです。
例えば、電子申告も納税者の利用者識別番号の取得から、実際申告書送信と受信の確認まで一人でやるので、流れや手順が身につきます。

また、集客についても、
✔ どんな経緯でクライアントがきたのか?
✔ 集客方法をどうしているのか?
も知ることができます。

勤務税理士を目指すなら、
一定規模のところじゃないと待遇的に見合わないので、中規模以上の事務所でスキルを重ねてステップアップする方が得策です。

規模によるメリット・デメリット

個人事務所、中規模の事務所、大手税理士法人の規模ごとでメリット・デメリットをまとめました。

個人事務所

ココがおすすめ

  • 一つの業務に最初から最後まで携わるので理解が深まる。
  • 集客方法など独立後に役立つスキルも身につく。
  • 税理士試験の勉強に融通をきかせてくれることが多い。

ココがダメ

  • 給与などの待遇面があまりよくない
  • 所長税理士のカラーがいろんな面で影響する。
  • ほぼ一般的な税務のスキルしか身につかない

中規模の事務所

ココがおすすめ

  • 平均的にいろんな税務の業務が身につく。
  • 一定水準以上のレベルでスキルが身につく
  • 規模的に自身の成長を感じやすい環境にある。

ココがダメ

  • ブラックな会計事務所の確率がけっこう高い。
  • 一番人間関係の悩みが多い

大手税理士法人

ココがおすすめ

  • 大手ならではのスケールの大きい業務、特殊な業務のスキルが身につく。
  • 転職する際にキャリアとして武器になる。
  • 福利厚生を含め厚待遇。

ココがダメ

  • 年末調整などの細かい一般税務の業務の経験が積めない。
  • 良くも悪くも分業制なので一つの業務の最初から最後まで一連の流れが身につかない。
  • 落ちこぼれると、単一作業的な業務に終始することになる。

目指す分野の種類

目指す分野をざっくり分けると、以下3分野に分かれます。

・一般税務
・相続税特化型の業務
・コンサルティング業務

一つずつくわしく見てみましょう。

一般税務

一般的に多くの税理士が行う業務で、
法人の顧問として決算と法人税の申告、税務相談、年末調整、個人の確定申告などが主な業務です。

年間通して、業務量が計算できるし、ほぼルーティンワークが中心なので、税理士試験の受験生などでも働きやすい業務内容です。

 

相続税特化型

相続税・贈与税の申告、事業承継、税務相談など相続に特化した業務のみを行います。

相続税に関しては、圧倒的な知識、経験を積むことができますが、法人の申告や個人事業の確定申告など、会計関連は扱わないので、スキルが偏るのはデメリットです。

 

コンサルティング業務他特殊業務

上の二つに当てはまらない特殊業務をここでまとめました。

具体的には、

M&A、組織再編業務、事業再生、不動産ファンド、株価算定、IPO支援、国際税務

などの業務です。地方ではほぼ経験することがなく、東京の税理士法人でないと経験できない業務です。組織としてかかわる業務で、個人で独立して請け負える範囲ではないので勤務税理士向けの内容です。

ブラックな会計事務所の見分け方

会計(税理士)業界は、けっこうブラックな会計事務所が存在します。会計事務所選びで、ここが一番避けたいとこですよね。

でも、とくに未経験者は、ブラックな会計事務所の判断がつきにくく、ハマりやすいので、気をつけましょう。

ブラックな会計事務所の見分け方を伝授すると、こんな感じです。

  • 月末でもないのに深夜残業
  • 中堅スタッフが圧倒的に少ない
  • 未経験者歓迎
  • 給与水準が低い
  • 男女の比率構成で男性スタッフが極端に少ない

ブラックな会計事務所の見分け方についてはこちらの記事でくわしく解説しています。
【実録】ブラックな会計事務所の見分け方、5つの兆候が出てたら要注意

まとめ

まとめると、会計事務所の選び方は、

税理士として目指す分野を決める。

独立か勤務かのビジョンを定める。

個人事務所・中規模の事務所・大手税理士法人のメリット・デメリットから方向性を決める。

となります。

転職の際の媒体の選び方はこちらの記事でくわしく解説しています。
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